給料が上がらない時代にオススメのアルバイト5選

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

はじめに

最近在宅勤務や副業を認める大手企業が増えています。
先日は国内メガバンクの最大手東京三菱UFT銀行が全行で在宅勤務を認めるというニュースで話題になりました。この時代の流れを受けて、他の銀行、メーカー等でも在宅勤務や副業を認める会社が増えてくると思います。この記事では、副業が当たり前になった時代に備えて、オススメのアルバイトをご紹介します。

クラウドソーシング(手軽さ:★★☆ 儲け:★☆☆)

【ランサーズ】【クラウドワークス】などのクラウドソーシングサイトに登録することによって様々な仕事を受けることができます。最も手軽なのは「○○に関する記事作成」などの依頼です。相場は400文字〜で300円ほどなので、文章が得意な人でしたら10分程で300円の収入です。時給換算で1,800円くらいですね。

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ブログ作成(手軽さ:★☆☆ 儲け:実力次第で∞)

副業と言えばブログと言われるくらいメジャーな方法です。アメブロはてなブログで記事を作成し、その中にアフィリエイト(広告)を貼付けることで広告収入を得ることができます。(アフィリエイトサイトはA8.netがオススメです。)一流のブロガーになると月収数千万円稼ぎだす猛者もいるくらいです。しかし、実際に稼げるようになるのは全ブロガーの数%のみだと言われているため、手軽な方法とは言えませんね。

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セルフバック(手軽さ:★★☆ 儲け:★★★)

ブログを持つアフィリエイターだけが使える裏ワザ。「自分で自分のアフィリエイトリンクから商品購入」する方法です。A8.netなどでユーザー登録を行い、ご自身のwebサイト上のアフィリエイトリンクから商品を購入するだけで報酬がもらえます(ただし最初の1回のみ)。1契約するだけで17,500円も報酬をくれる広告主もおり、今非常にオススメの副業の一つです。この方法にはご自身のブログ又はwebサイトの作成が必須ですが、記事の作成は必須という訳ではありません。ご自身のサイト上にリンクを貼るのが面倒であれば、自分以外のサイト上にあるリンクから商品を購入した場合でも報酬をもらえます。
セルフバックキャンペーン

ビットコインで買い物(手軽さ:★★★ 儲け:★★★)

今、非常に旬なのが「ビットコイン」です。ビットコインといえばマイナスイメージを持っている人が多い(過去の記事参照)ですが、最近はセキュリティがしっかりしてきたので、安心です。どこが副業なのかというと、ビットフライヤーが提供しているキャッシュバックキャンペーンを利用してお得に買い物ができるという点です。通常の会社のキャッシュバックはせいぜい1,2%が限度ですが、ビットフライヤーを利用すると、5%〜15%のキャッシュバックが受けることができます。この制度を利用すれば、買い物をするだけでお金が貯まる仕組みを作ることが可能になるのです。(なお、ビットフライヤーの登録手続きについては過去の記事参照。)

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投資・FX(手軽さ:★★☆ 儲け:実力次第で∞)

稼げるまで努力は必要ですが、モノにしたときの儲けが一番大きいのは何と言っても投資です。投資と言ったら24時間モニターを凝視しなければならないと考えている人が多いですが、コツさえ掴めば、1週間に2,3回の取引でお小遣いくらいは稼げます。
僕が使っている証券会社は楽天証券、とSBI FXトレード株式会社です。こちらはスマホアプリなど、使い易いツールがそろっていることが特徴で、手数料も他社に比べて安いです。もしかしたら読者の中から未来の大投資家が生まれるかもしれません。

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このブログは投資家向けのブログですので、投資家(または投資家を目指す人)向けに貯金が無い状態から、投資のスタート地点に立つための方法を紹介します。

まずは初期資金の貯め方です。

次に、投資用口座の開き方です。ここでは「ビットコイン」と「証券」の開き方を紹介します。

ビットコインの始め方

今話題のビットコイン。ニュース等で聞いたことはあるものの、取引をしている人はそう多くは無いと思います。 今回はいつでもビットコイン取引を…

証券会社への入金はどうやるの? | ログトレ

こんにちは、けんきよです。僕の投資仲間の方からよく以下のような質問を頂くので、備忘録として回答 …

おわりに

いかがでしたでしょうか。最近はアルバイトの種類も増え、自分の特技に合わせて一番適切な働き方を選べるようになりました。皆さんも色んな選択肢から自分にあった働き方を選んでくださいね。
副業をされる方の持つ悩みで一番多いのが「会社にばれずに副業をしたい」というモノです。インターネット上で様々な方法が掲載されていますが、僕はあまり信用できませんでした。僕は専門家の先生に副業を取り巻く全体観を説明されてやっと腹落ちしたので、皆さんも不安だったら専門家(ここでは税理士)に相談するすることをオススメします。
近所の税理士を探している方はコチラ

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ビットコインの始め方

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

はじめに

今話題のビットコイン。ニュース等で聞いたことはあるものの、取引をしている人はそう多くは無いと思います。
今回はいつでもビットコイン取引を始められるように”ビットコインの始め方”をご紹介します。今回ご協力頂いたのは、2016年7月現在で国内最大手のビットコイン取引所である、bitFlyerさんです。

 

まずはホームページにアクセス

ビットコインは口座開設、取引、送金、保管、全てインターネット上で行います。
僕もビットコインの取引口座を開設してみましたが、証券口座に比べて非常に簡単でした。(僕は約5分で開設できました。)では、bitFlyerさんのホームページにアクセスしてみます。すると以下のような画面が表示されると思います。この画面から口座開設を行います。

 

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2種類の口座開設方法

ビットコインの口座開設方法は以下の2つです。どちらも登録した(又はSNSを開設した)メールアドレスに登録用メールが届くので、そのメールに記載されているパスワードを入力して行くという流れで口座開設を行います。(※メール管理を楽にするために、SNSのメアドよりも、普段使っているメアドを登録する方が良いと思います。)

  • ①メールアドレスで口座開設
  • ②SNSアカウントで口座開設

 

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メールアドレスで口座開設

①も②も口座開設の流れは同じなので、今回は①メールアドレスで口座開設する方法をご紹介します。
上の画像の①の部分に、登録用のメールアドレスを入力し、”アカウント作成”ボタンを押します。
そうすると、以下のような画面が表示されます。

 

LOGIN_MESSAGE

 

同時に、登録したメアドに以下のような登録用メールが届くので、そのメールに書いてある”キーワード”を先程の画面に入力します。(ちなみに、下の方にある”パスワード”は次回ログインする時に使用するので、間違ってメールを消してしまわないようにしましょう。)

 

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キーワードの入力

登録用メールの”キーワード”を入力欄にコピペして、”アカウント作成”ボタンを押します。

 

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すると以下のような画面が表示されるので、全ての項目にチェックを入れましょう。
これだけで口座開設完了です。

 

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口座開設完了

ログイン後の画面です。総資産額や、ビットコインの相場が確認できます。

 

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次回予告

ビットコイン用の口座開設は完了しましたが、これだけではまだビットコインの取引はできません。ビットコインを取引するには、”プランの変更”が必要です。次回はこのプラン変更に付いて詳しくご紹介します。

 

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

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ビットコインのリスクをまとめてみた

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

はじめに

前回の記事に対して多くの反響をいただいたので、反響の大きかった質問”ビットコインのリスクって何?”への回答をこちらにも書いておきます。

 

ビットコインのリスク

ビットコインのリスクを大まかにまとめると、以下のようなものになります。
 

# リスク
1 価格変動が大きい
2 ハッカーに弱い
3 うっかりミスに弱い

 

価格変動が大きい

ビットコインは日本円などの既存通貨に比べてまだまだ取引する人が少ないです。取引人数が少ないと、一部の人たちの巨大な注文で市場が大きく動いてしまうことがあります。もしビットコインでデイトレードを行おうと思っている人は、突然の価格変動に注意してください。日中に数%は余裕で動きます。

ハッカーに弱い

ビットコインはまだ新しい技術ですので、既存通貨でいう銀行のように安全に保管したり、目的の相手に確実に送金してくれる会社がまだありません。(BitFlyerなどのビットコイン取引所はありますが、あくまで取引する為の場所を提供することが主な役割で、保管や送金は自己責任で行わなければなりません。)
 

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ハッカー集団”アノニマス”を象徴するマスク

 
ほとんどのビットコインオーナーは自分のPC上でビットコインを管理しているのですが、セキュリティ設定が甘いと簡単にコンピュータウィルスに感染してしまい、ビットコインを盗まれてしまいます。ビットコインを取引する人はITの有識者と相談してしっかりとセキュリティを固めましょう。

うっかりミスに弱い

ビットコインは個人間で自由に送金ができます。送金時に必要な情報は「送金相手のアドレス」と「自分の所有するビットコインの暗号」だけです(メールと同じですね)。ここでリスクとなるのが、送金相手のアドレスです。ビットコインは銀行のような管理機関が存在しませんので、送金相手のアドレスを間違えても一度送金したコインは返ってきません(ワイルドww)。しかも送金データは暗号化されているため、送金先を特定できません。(最初から送金先を知っている場合は別ですが。)おっちょこちょいな人は送金間違いに注意しなければなりません。

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私のビットコインがーーーー!!

こんな面白いビットコインですが、始めるのは非常に簡単です。下にビットコインの始め方について紹介した記事を置いておくので、興味があればご覧ください。

ビットコインの始め方

今話題のビットコイン。ニュース等で聞いたことはあるものの、取引をしている人はそう多くは無いと思います。 今回はいつでもビットコイン取引…

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ビットコインについて簡単にまとめてみた

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

はじめに

近年非常に話題になっているビットコイン。ビットコインについて分かりやすく書いてある書籍(O’REILLY Mastering Bitcoin)を発見したので導入部分をサマってみました。ビットコインって何?って思ってる人には助けになると思います。

 

ビットコインとは

ビットコインとは電子通貨を構成する技術やコンセプトの総称のこと。
ビットコイン技術は世界中の誰でも使うことが可能である。また、スマートフォンやノートパソコン等、どの機器からでもアクセスできる。

ユーザーはインターネットを使って、従来の通貨と同様にビットコインで買い物、資金移動、借金ができる。ビットコインは素早く取引でき、安全で、ボーダーレス(国境が関係ない)である為、インターネットに於ける通貨の究極形であると言える。

従来の通貨とは違い、ビットコインは完全にバーチャルである。(紙幣も通貨も現実世界には存在しない。)ビットコインのオーナーはコインの所有権を表す暗号を所持し、それを他者に教えることでコインの所有権を移動させる(株式と同様)。それらの暗号は通常オーナーのPC上のデジタルウォレット(ビットコイン用の金庫)に保管される。暗号さえあれば、オーナーはデジタルウォレットに保管してあるビットコインを使ったり、他者へ移動したりできる。

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ビットコインの概要(O’REILLY Mastering Bitcoinより引用)

 

  • ①ビットコインはマイナー(発掘家)と呼ばれる人によって発掘される。(ビットコインを金(ゴールド)や石油に例えると分かりやすい。)
  • ②ビットコインはマイナーによる署名がされて初めて有効になる(ここの部分は小切手をイメージすると分かりやすい。)
  • ③マイナーの署名を暗号化する。オーナーはこの暗号を移動する事によって、コインの所有権を移動させる。ここの部分は株をイメージすると分かりやすい。)
  • ④暗号化されたビットコイン(の所有権)がブロックチェーンに記録される。こうして世界中のオーナーがビットコインを取引できるようになる。
  • ⑤ビットコインのオーナーは所有しているコインをデジタルウォレット(金庫)に保管する。
  • ⑥オーナーは必要に応じてコインをウォレットから出金して、⑦現金化したり、⑧買い物に使ったりできる。

 
ビットコインはP2Pシステム(個人と個人が直接取引できるシステム)と表現される。ビットコインには中央管理システムが存在しない。
ビットコインは”マイニング(発掘)”という作業で作られる。マイニング:コンピュータを使って数学の問題を解くとビットコインが手に入る。分かり易く言うと金鉱や油田を掘り当てる感覚だ。
ビットコインには上限が設定されているため、発掘が進めば進む程発掘が難しくなる。昔はPC1台で発掘できていたが、今は数百台のPCを使わないと発掘ができなくなっている。ビットコインの発掘量が減少していくことに伴って、ビットコインの価値は上昇していく。しかも、ビットコインはコピーができないため、価値は減少しないことが特徴だ。

こんな一見難しそうなビットコインですが、始めるのは意外と簡単です。下にビットコインの始め方を紹介した記事を置いておきますので、興味があればご覧ください。

ビットコインの始め方

今話題のビットコイン。ニュース等で聞いたことはあるものの、取引をしている人はそう多くは無いと思います。 今回はいつでもビットコイン取引…

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マウントゴックス事件を分かりやすく説明

はじめに

ビットコインと言えば、2014年に起きたマウントゴックス事件の記憶が新しいと思います。当時はどのような事件だったのか良く分かりませんでしたが、後々になって調べると非常にシンプルな事件だったのでまとめてみました。
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ビットコインに悪印象が持たれている理由

日本人がビットコインに抱くイメージはあまり良いものではありません。というのも、ビットコインが日本で最初に広まったのが2014年の「マウントゴックス社」の事件だったからです。この事件の報道によって、「ビットコイン=危険なもの」という印象が広まってしまったのです。

 

マウントゴックス事件の真相

マウントゴックス事件の真相は、銀行に例えると分かり易いです。すなわち、この事件は「世紀の金庫破り」だったのです。犯人はハッキングという技術を用いて、マウントゴックス社(銀行)のデータベース(金庫)からビットコインの情報(お金)を盗み出したのです。従って、この事件はビットコインの問題というよりも、マウントゴックス社がお客から預かった情報をちゃんと管理していなかったために引き起こされたものだったといえます。事件の責任を取ってマウントゴックス社は倒産してしまいました。被害総額は2兆円に上ったとのことです。

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当時全世界の7割のビットコインを取引していた

 

マウントゴックス事件の教訓

マウントゴックス事件の教訓は以下のようなものです。いずれも僕たちが銀行で行っていることと同じですね。

  • ビットコインは取引記録を改ざんされる危険性は低いが、盗まれることがある。
    (通常のお金に例えると、「偽金を作られる可能性は低いが、泥棒される危険性がある」ということです。)
  • ビットコインの盗難に備えて利用者はセキュリティのしっかりしている取引所を選ぶ必要がある。
    (例えると、「堅牢な金庫を持っている銀行を選ぶ必要がある」ということです。)
  • ビットコイン利用者はビットコインを一つの取引所だけに保管するのではなく、保管場所を分散する必要がある。
    (例えると、一つの銀行だけに預けるのではなく、タンス預金や他の銀行にも口座開設するなど、最初の銀行が倒産しても資金を引き出せるよう手を打つ必要があるということです。)

 

おわりに

マウントゴックス事件は、ビットコインそのものが悪いというよりも、人から預かったビットコインをずさんに管理していたマウントゴックス社と金庫破りを行った悪いハッカーが原因で起こった事件であると結論付けられます。価値のある物はちゃんと自分で管理しないといけませんね。

なお、こんな難解そうなビットコインですが、始めるのは意外に簡単です。下にビットコインの始め方を紹介した記事を置いておきます。ご覧ください。

ビットコインの始め方

今話題のビットコイン。ニュース等で聞いたことはあるものの、取引をしている人はそう多くは無いと思います。 今回はいつでもビットコイン取引を始 …

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ビットコインとは?歴史と管理方法について

はじめに

新聞でも話題になっているビットコイン(Bitcoin)。そのビットコインについて概要を記録しておきます。ビットコインに興味のある方は参考にしてください。

関連記事をまとめました。ビットコインについてもっと知りたいとい方はご覧ください。

ビットコインの始め方

今話題のビットコイン。ニュース等で聞いたことはあるものの、取引をしている人はそう多くは無いと思います。 今回はいつでもビットコイン取引を…

ビットコインのリスクをまとめてみた

前回 の記事に対して多くの反響をいただいたので、反響の大きかった質問”ビットコインのリスクって何?”への回答をこちらにも書いておきます…

ビットコインについて簡単にまとめてみた

近年非常に話題になっているビットコイン。ビットコインについて分かりやすく書いてある書籍(O’REILLY Mastering Bitcoin)を発見したので…

マウントゴックス事件の真相 | ログトレ

ビットコインと言えば、2014年に起きたマウントゴックス事件の記憶が新しいと思います。当時は …

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そもそもビットコインとは?

世界中で、そして日本でもその認知度が高まっているビットコイン。日本においてニュースで取り上げられたこともあるため、名前を聞いたことがあるという方も多くいらっしゃることでしょう。そもそもビットコインとは何なのでしょうか?ビットコインとは、簡単に言えばインターネット上の通貨=仮想通貨のことです。仮想通貨と携帯サイトや通販サイトのポイント、あるいは電子マネーとの違いは、発行者の存在の有無です。円やドルならば「これはこのくらいの価値があります」と国という機関が保障しています。Ponta等のポイントはそれを発行している会社組織(リクルート等)が価値を保障しています。(逆に発行会社が倒産すれば、ポイントは無価値になってしまいます。)一方、仮想通貨は国や発行会社のような価値を保障してくれる機関が存在しません。世界中の人々の「ビットコインには価値がある!!」という考えを基にビットコインは商品と交換ができるのです。

ビットコインの価値って?

先程、世界中の人々が「ビットコインには価値がある!!」と考えていると言いましたが、ビットコインの価値とは何でしょうか。ビットコインが他の通貨やポイントに比べて優れている点は以下の通りです。

  • 世界中のどこでも使えて、自由に持ち運べる(手数料も格安!!)
    ビットコインは円やドルなどの現実の通貨を使用する様々な場面で使用が可能であり、特定のサービス範囲内でしか使用できないというような制限がありません。そして世界中で自由に譲渡することが可能(手数料も数円単位!!)です。現実の通貨であれば、海外にお金を送金する場合には(金額の多い少ないに関わらず)数千円の手数料を払い、送金の度に窓口を訪れる必要がありました。ビットコインを使えばその数千分の1の手数料で、しかもスマホさえあれば相手にいつでもどこからでも送金ができるのです。
  • 取引が他の人から見えない
    ビットコインは仮想通貨と認識されている一方で、「暗号通貨」と呼ばれることもあります。それはビットコインの製造、商取引に暗号技術が用いられているためです。暗号技術が用いられている為に、ビットコインの送り主と受け取り主はコインの受け渡しを他人(国でさえ)に知られることがありません。この特徴が一部の人々(主に中華圏)のニーズを捉え、利用者が2016年に入って爆発的に増加したのです。
  • 管理者がいない
    ビットコインは国や会社などの特定の管理機関を持ちません。これは管理機関の意思によって価値が上がったり下がったりしないことを意味しています。ビットコインを求める人の需要と供給によってビットコインの価値が決まります。まさに価値観が多様化した現代にぴったりの通貨です。

 

ビットコインはこれからどうなる?

2016年6月現在、中国経済の先行き不安や、英国のEU離脱懸念による元(中国の通貨)及びユーロの信用不安が広がっています。国が破綻してしまったらその国が発行している通貨の価値は大幅に下がってしまう為、他の通貨に換えたいと考える人が増えているのです。また、2015年のギリシャ危機の際にも見られましたが、国は破綻の危機に瀕すると、銀行の預金引出し制限等を行う可能性があります。そのため預金引出しができなくなった時の代替決済手段としてビットコインをはじめとする仮想通貨のニーズが高まっています。

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預金引出し制限に備えてATMに並ぶ人々(ギリシャ)

 
ビットコインは運用が始まって(2009年〜)日が浅く、若い通貨ですが、秘められた可能性はまだまだ高いです。ビットコインに続く新たな仮想通貨も続々と生まれていることから、今後は仮想通貨に多くの注目が集まりそうです。

 

次回予告

今回はビットコインのさわりを説明しました。次回はビットコインのリスク管理の中心的な技術である「ブロックチェーン」について説明します。

 

ログトレでは、個人投資家が助け合い、共に向上していける場を目指しています。賛同していただける方は下の「いいね」ボタンを押していただけると嬉しいです。