ビットコインについて簡単にまとめてみた

はじめに

近年非常に話題になっているビットコイン。ビットコインについて分かりやすく書いてある書籍(O’REILLY Mastering Bitcoin)を発見したので導入部分をサマってみました。ビットコインって何?って思ってる人には助けになると思います。

 

ビットコインとは

ビットコインとは電子通貨を構成する技術やコンセプトの総称のこと。
ビットコイン技術は世界中の誰でも使うことが可能である。また、スマートフォンやノートパソコン等、どの機器からでもアクセスできる。

ユーザーはインターネットを使って、従来の通貨と同様にビットコインで買い物、資金移動、借金ができる。ビットコインは素早く取引でき、安全で、ボーダーレス(国境が関係ない)である為、インターネットに於ける通貨の究極形であると言える。

従来の通貨とは違い、ビットコインは完全にバーチャルである。(紙幣も通貨も現実世界には存在しない。)ビットコインのオーナーはコインの所有権を表す暗号を所持し、それを他者に教えることでコインの所有権を移動させる(株式と同様)。それらの暗号は通常オーナーのPC上のデジタルウォレット(ビットコイン用の金庫)に保管される。暗号さえあれば、オーナーはデジタルウォレットに保管してあるビットコインを使ったり、他者へ移動したりできる。

ログトレ画像
ビットコインの概要(O’REILLY Mastering Bitcoinより引用)

 

  • ①ビットコインはマイナー(発掘家)と呼ばれる人によって発掘される。(ビットコインを金(ゴールド)や石油に例えると分かりやすい。)
  • ②ビットコインはマイナーによる署名がされて初めて有効になる(ここの部分は小切手をイメージすると分かりやすい。)
  • ③マイナーの署名を暗号化する。オーナーはこの暗号を移動する事によって、コインの所有権を移動させる。ここの部分は株をイメージすると分かりやすい。)
  • ④暗号化されたビットコイン(の所有権)がブロックチェーンに記録される。こうして世界中のオーナーがビットコインを取引できるようになる。
  • ⑤ビットコインのオーナーは所有しているコインをデジタルウォレット(金庫)に保管する。
  • ⑥オーナーは必要に応じてコインをウォレットから出金して、⑦現金化したり、⑧買い物に使ったりできる。

 
ビットコインはP2Pシステム(個人と個人が直接取引できるシステム)と表現される。ビットコインには中央管理システムが存在しない。
ビットコインは”マイニング(発掘)”という作業で作られる。マイニング:コンピュータを使って数学の問題を解くとビットコインが手に入る。分かり易く言うと金鉱や油田を掘り当てる感覚だ。
ビットコインには上限が設定されているため、発掘が進めば進む程発掘が難しくなる。昔はPC1台で発掘できていたが、今は数百台のPCを使わないと発掘ができなくなっている。ビットコインの発掘量が減少していくことに伴って、ビットコインの価値は上昇していく。しかも、ビットコインはコピーができないため、価値は減少しないことが特徴だ。

こんな一見難しそうなビットコインですが、始めるのは意外と簡単です。下にビットコインの始め方を紹介した記事を置いておきますので、興味があればご覧ください。

ビットコインの始め方

今話題のビットコイン。ニュース等で聞いたことはあるものの、取引をしている人はそう多くは無いと思います。 今回はいつでもビットコイン取引…

ログトレでは、個人投資家が助け合い、共に向上していける場を目指しています。賛同していただける方は下の「いいね」ボタンを押していただけると嬉しいです。

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。