はじめに
車や住宅、生命保険など、大きな買い物をする前に必ず頭に浮かぶ疑問が、「こんな買い物まだ早いんじゃないかな?」、「他の人はもう持ってるのかな?」という事じゃないかと思います。実は、この「そろそろ○○を買っておくべき年齢」ってだいたい決まっているのです。今回は「ライフプラン」という考え方を元に、年齢別で「そろそろ買っておきたいもの」をまとめました。
年代別そろそろ買っておきたいもの
20代:将来に向けた先行投資に専念すべし
【買っておくべきもの】
- 貯蓄(資産運用):結婚用
- 医療保険
20代と言えば、就職も決まり一人暮らしを始める人が多い年代です。自分のキャリアについて明確に決まっている人はまだまだ少なく、将来に向けた勉強や貯蓄に最適なのが20代です。そんな20代の人が買っておきたいものは貯蓄(資産運用)、医療保険です。20代の人はまだまだ世間知らずで、お金の「カン」もあまり冴えていませんから、無駄な出費をしてしまいがち。世間が見えてきてお金のカンが備わる30代に備えて貯蓄するのが一番堅実です。もしもの時に備えて医療保険に入っておくことも重要です。
反対に20代の内からお金のカンを養うという方法もあります。そういう人は、少額(数万円)の資金を投資に回すのが良いでしょう。
30代:住宅購入と結婚がキーイベント
【買っておくべきもの】
- 住宅
- 生命保険
30代になると転職、結婚、出産等の重要なイベントが目白押しです。収入も安定してくる時期なので、この年代に住宅購入するケースが多いようです。(統計ではマンションを購入する人の平均年齢は36歳、一戸建てを購入する人の平均年齢は39歳のようです。頭金は20%以上用意することが理想ですので、3000万円の住宅を購入する場合は600万円程必要です。)
また、自分に何が起こっても家族は養っていかなければなりません。その際に有力なのが生命保険です。僕の知り合いに、大学生の時に大黒柱のお父上を無くされた友達が居ました。お父上がお亡くなりになっても大学に通い続けられたのは生命保険があったからだという彼の言葉は忘れられません。皆さんももしもの時の為に生命保険には加入しておいた方が良いでしょう。
もし20代の間に資産運用を始めていると、30代の後半ぐらいからお金のカンが働くようになります。カンが鋭い方は給与所得とは別に資産運用でまとまったお金を作れるようになっていることでしょう。中には30代の内に数千万の資産を築く人も居ます。
40代:子供と親の面倒を見る
【買っておくべきもの】
- 貯蓄(資産運用):子供の教育資金用、親の介護用
40代になると子供の教育資金が出費の大半を占めます。統計では小学校から大学までに必要な資金は1人あたり約1,100万円です。(小中学校は公立、高校大学は文系私立を選択した場合)。小中学校から私立に行かせる場合は約1.5倍かかります。
また、親の介護費用も必要になります。統計では介護に必要な費用は月額8万円ほどですので、月額×介護期間分の費用を用意する必要があります。
40代はひたすら貯蓄ですね(笑)。子供の成長に喜びを見いだせるようになると幸せな40代を送れそうです。
次回予告
今回は20代から40代までの「これだけは買っておきたいもの」をまとめました。なんか意外に必要な資金が多くて戸惑うかもしれません。不安に思う方はFP(フィナンシャルプランナー)に相談するのも良いかもしれません。身近にFPの知り合いが居なければ、無料相談を提供しているみんなの生命保険アドバイザーなんてサービスもありますので、活用すると良いでしょう。
次回は50代、60代の内に買っておくべきものをまとめます。60代なんて何を買うべきなんでしょうかね?もう物欲も無くなるんじゃないかなと思うんですけどね笑
最後に、上で紹介した「やるべきこと」の中で最も難易度の高い、「資産運用」の助けになる記事を紹介します。
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けんきよ
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