中年男性「人生がつまらない」←贅沢だ!!

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

中年男性の7割:「人生がつまらない」

日刊SPA!!が中年男性(35〜40歳)300人を対象に行ったアンケート(※)によると、約7割の人が「人生がつまらない」と回答しているそうです。そのつまらないと感じる原因が興味深かったのでご紹介したいと思います。

 

つまらないのは”安定している”から

アンケート結果を詳細に見てみると、人生をつまらなくしている原因は「安定した仕事」だと言うのだから驚きです。僕ら若者は、安定>成功、安定>名声、安定>富と、安定した人生を歩むことに血眼を上げているというのに、中年男性のこの「安定しているからこそ、つまらない」という悩みはずいぶん贅沢な悩みのように聞こえます。しかし、詳細を調べてみると面白いことが分かってきました。

 

中年になると、仕事の限界が分かってしまう

記事によると、中年というのは「仕事の限界が見えてくる時期」だそうです。確かに、30代後半ともなると、仕事を覚えて(自分の得意分野なら)何でもそつなくこなせることを会社から期待されます。また、部下も付く年代なので、部下への示しと言う意味でも失敗が許されない年代です。そんな環境のためか、「自分は一生この業務を続けなければならないのか」と人生をつまらなく感じているようです。

 

失敗が多いと人生が充実する?

僕は起業の関係で、多くの中年男性の方々とお話をさせて頂く機会があるのですが、皆さん目が少年のように輝いていて「一発当ててやる」というオーラに満ちあふれておられました。詳しく話を聞くと、嬉々として数々の過去の失敗談を話してくれるのですが、悲壮感が全くないのです。これは僕の仮説ですが、失敗回数が多い人ほど人生が充実している(=波瀾万丈な人生を楽しんでいる)のではないでしょうか。逆に人生安定してきた人ほど人生をつまらなく感じている(=単調な人生に飽きている)のではないでしょうか。

 
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人生を楽しむには

案ずるより生むが易し。これに尽きると思います。僕は今まで数々の失敗をしてきました。(投資で全財産を失いかけた事もありましたし、数千万円の賠償責任を被らされかけたこともありました。)今思えばストレスで胃に穴が空きそうな出来事ですが、当時は全くストレスなどは感じていませんでした。なんせリカバリーに必死だったので(笑)。従って、あまり”リスク”や”ストレス”を気にせずに、やってみたい事に自由にチャレンジした方が充実した人生を歩めるのではないかと思います。

(※)日刊SPA!! 「毎日がつまらない」中年男性の72%が回答

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投資の資金はいくらくらい必要なの?

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

質問

投資の資金はいくら必要なの?

 

回答

僕の個人的な見解ですが、「100万円」で十分です。
日本の主な大企業の株が30万円ほどで購入できるため、買い増し分も考えて100万円あれば十分です。(例:2016年現在、電機メーカーのソニーは約30万円で購入できます。)

株自体は安ければ5000円ほどで購入できます(新興企業など)が、新興企業は経済状況により倒産してしまう可能性が高いため、難易度が高いです。

新興企業の株を買う時に参考にする情報はこちら(過去記事)を参照。初心者の人ほど大企業の株を買うことをオススメします。株を始めたい人は先ずは節約をして100万円貯めることから始めましょう。

投資活動をすると何かの役に立つの?

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

質問

投資は何の役に立ちますか?

 

回答

社会の第一線で活躍するビジネスマン、会社経営者になる為の土台作りとして投資は非常に有効です。
投資をすることで伸ばすことができるスキルは以下の通りです。
 

# 身に付くスキル 役立て方
1 経済知識 新聞やニュース等を本気で見るようになるので、経済知識が付きます。正しい経済知識は優秀なビジネスマンの土台作りに役立ちます。僕が会った多くの投資家はみんな情報収集のアンテナが高い人ばかりでした。
2 大局視点 投資では長期的視点、短期的視点の両方の考え方が養われます。国や会社の将来を読み取れるようになり、先を見据えた行動がとれるようになります。
3 決断力 投資では株を買うとき、株を売るとき日々決断を下す必要があります。この状況は会社経営に似ています。将来会社を経営したいと考える人は、練習の意味でも早い内から投資をやっておくと良いのではないでしょうか。
4 投資仲間 投資を始めると、投資友達(個人投資家)を作ることができます。投資家はみんな情報収集アンテナが高いため、世間でメジャーになってない最新情報や、高い知見を提供してくれるでしょう。

不景気の時の資産運用はどうすればいいの?

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

質問内容

不景気の時に、投資すべき資産はありますか?

 

回答

不景気の時には資産を休止し、現金を確保することが好ましいです。
不景気下では全ての資産の価値が下がる(反対に現金の価値が上がる)ので、資産を持っているのは得策ではありません。不景気に突入したらすぐに資産を現金化しましょう。(利益が出ているならば利益確定、損が出ていても即座に損切りした方が良いです(心情的に簡単にはできませんが…)。)

 

現金化する理由

好景気では物の値段がどんどん上がる(小麦粉やガソリン価格が値上がりしてますよね)ため、同じ現金で購入できる商品はだんだん少なくなります。反対に不景気では物の値段がどんどん下がる(マックや牛丼が値下げを行ってましたよね)ため、同じ現金で購入できる商品がだんだん増えてきます。従って、不景気下では資産を現金化した方が良いのです。

 

現金化した後

主な選択肢は以下の2つです。上で「運用している資産に損が出ていても現金化した方が良い」と言った理由はここにあります。現金化すれば、以下の手法で資産を増やすチャンスがありますが、不景気下で資産運用していると他に回す余剰資金が底をついてしまいます。

  • 次の好景気に備えて現金を保管しておく
  • 好景気な国の資産を購入する

なお、再度株を始める時には闇雲に投資してはいけません。ちゃんと銘柄を選ぶ必要があります。下に銘柄選択の時に役立つ記事を置いておきますので、ご覧ください。

10分で分かるPERとPBR

投資を始めたばかりの個人投資家が最初に耳にする言葉が2つ …

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株価が下がってる時は何を買えばいいの?

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

質問

株は株価が上がると儲かりますが、株価が下がっているときに儲かる株は無いのですか?

 

回答

“株”や”債券””不動産”は値段が上がると儲かる物しかありません。つまり不景気になると損失になる可能性が高まります。しかし、株以外なら不景気時に儲かる商品もあります。代表的なものがFXです。FXは円高、円安両方で儲けることができます。他にも”先物”,”オプション”,”スワップ”などがあります。これらはまとめて”デリバティブ商品”(又は金融派生商品)と呼ばれています。デリバティブ商品は投機(短期で利益を上げる)目的の投資上級者がプレーヤーの多くを占めていますので、損失を被る確率が高く初心者にはオススメできません。
景気が下がっているときに儲けられて、かつ安全な商品は以下がおすすめです。
日経平均ベア2倍上場投信

これなら10000円以下で買えて、株価が下がる程もうけが出ます。
株価が下がり続ける、と思った方は注目してみるのも良いでしょう。

尚、株価の下落が落ち着いて、そろそろ投資を再開するというとき、闇雲に投資をしてはいけません。ちゃんと投資する銘柄を厳選する必要があります。下に銘柄選択の時に役立つ記事を置いておきますので、ご覧ください。

10分で分かるPERとPBR

投資を始めたばかりの個人投資家が最初に耳にする言葉が2つ …

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証券会社への入金はどうやればいいの?

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

はじめに

こんにちは、けんきよです。僕の投資仲間の方からよく以下のような質問を頂くので、備忘録として回答を記録します。皆さんの役に立てば幸いです。

 

質問

証券口座を開いたのですが、入金はどこから行うのでしょうか?

回答

証券口座への入金は主に以下の2通りの方法がありますが、2番目のアプリを使う方が安くて簡単な為、おすすめです。

 

# 入金方法 備考
1 銀行口座へ直接振込み 手数料と手間がかかる
2 振込アプリを使って振込み 無料!! ただし、インターネットバンキングを持っている必要がある

 

入金方法

ここではSBI証券を例として説明します。
 

入金ボタン

SBI証券のホームページにログインしたら、下の画像のような画面が表示されていると思います。
その中で、緑色の円で囲まれた部分、”入金”と書いてあるボタンが目印です。

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ログイン直後の画面

 

出金口座を選択

“入金”ボタンを押したら、次は出金口座を選ぶ画面になります。あなたがインターネットバンキングを持っている銀行を選んでください。

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出金口座を選ぶ画面

 

銀行ページへ

出金口座の銀行を選んだら、次はいくら証券口座に入金するのか入力する画面になります。下の画面の”振込指示確認”というボタンを押したら、あなたの銀行のインターネットバンキングのページになるので、インターネットバンキングのIDとパスワードでログインしてください。一回振り込めば、次からはこの画面では選択不要です。

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入金金額を入力する画面

リーマンショックの記憶(就職活動編)

けんきよ

広島県出身の30代男性。都内在住。就職活動中にリーマンショックを経験、大手企業の内定取り消しを目の当たりにする。個人投資家としても活動中で、市場の波に奔走(され)中。得意分野は金融とIT業界のコンサルティング。現在はフィンテックに注目中。

はじめに

はじめまして!!けんきよと申します。今日からログトレのブログ担当になりました。今後ともよろしくお願いします。今回のテーマは「リーマンショック」です。リーマンショック前と後で日本にどのような変化があったか一般人目線で振返ってみます。今後不景気になったときの参考になれば幸いです。

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当日のNY証券取引所の様子

 

リーマンショック発生前

リーマンショック発生前、僕は就職活動を控えた大学生でした。当時の新卒市場は空前の売り手市場で、メガバンク等は1000人単位で新入社員を採用していた時代でした。卒業されていった先輩方も、名だたる大企業に入社してバリバリ働いており、自分もなんとなーく大企業に就職できるのかなぁ、と思っていました。

 

リーマンショック発生!!

そんなとき、リーマンショックが発生します。株価は連日下落!!連日日経平均株価の話題がお昼のニュースで取り上げられていました。しかし、当時の庶民はあまりパニックにならなかったのを覚えています。当時の私の記憶に残っているのが、とあるテレビコメンテーターの「リーマンショックは欧米の事件。日本の銀行はどこもそんな怪しげな投資はやってないから景気は大丈夫!!」という言葉でした。まだ若かった(笑)私はその言葉を鵜呑みにし、「なーんだ、やっぱり僕は大企業に就職できるんだね!!」とたかをくくっていました。(その後、日本が大丈夫じゃなかったのは周知の通りです。)

 

ぜんぜん大丈夫じゃなかった日本経済

コメンテーターの言葉とは裏腹に、新卒市場では「内定切り」の嵐が吹き荒れました。何の前触れもなく内定が取り消されるので就活生はたまったものではありません。悠々自適に卒論を書いていた先輩は、内定切りを宣告されたとたんに就職活動を再開しなければならないのです。まさに天国から地獄。リーマンショックが起こったのが2015年の8月だったので、殆どの企業が採用を閉め切っており、内定切りにあった学生はその年度の就職を諦めざるを得ない状況でした。新卒市場以外でも、不況の嵐は吹き荒れます。株価は反発することなく年初来安値を更新、為替は円高一直線、リストラのニュースばかり。。。など、「大丈夫」とは程遠い状況でした。

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やっぱ内定、無しで

 

内定切りにあったらどうするか

内定切りにあった時のベスト回答はありませんが、僕の周りの先輩方の振る舞いで最も多かったのが、「大学院に進学する」でした。余談ですが、投資の世界では「景気は7年で1周する」という経験則があります。不景気約4年、好景気3年の計7年です。つまり4年間辛抱すれば、また好景気の兆しがやってくるのです。不幸にも内定切りにあってしまった人は、不本意でしょうが、大学院に進学してチャンスを待ちましょう。大学院では次のチャンスを見据えてインターンに参加したり、実績(論文)を書いたりしていれば、ヘッドハンティングされる確率も高まります。(ちなみに、不況の時は士業(弁護士、税理士、会計士など)の就職率も激減します。資格を持っているからと言っても、その中でも競争があるのです。)

 

リーマンショックの意外な救世主

またまた余談ですが、リーマンショックの混乱は1年程で収束します。理由は、とある救世主が現れて、自己資本で世界経済を回したからなのですが、その救世主とは、意外にも中国でした。当時の中国はまだ発展途上で、日本と同じく怪しげな投資商品に毒されて(笑)いなかったので、現金に余裕があったのです。そこで、当時の中国政府が数兆円規模の公共事業を行い、中国国内の経済を大回転させたのです。その結果、中国人による消費が活発化し、世界の国々は中国に商品を売る事によって食い扶持を維持したのです。(他の国はお金が無かったので、当時商品を買ってくれるのは中国だけでした。)その結果、先進国は致命傷を負いながらも、現在まで生きながらえることができたのです。

 

おわりに

僕はリーマンショックの内定切り、リストラの嵐を見て、「大企業でも安泰じゃないぞ」と投資を始めました。おかげで今では経済の先行きも何となく見えるようになっています。皆さんも「今」だけでなく、「将来」を見据えて行動を起こして行くことをオススメします。

 

今更聞けない株の基礎知識(株とは)

はじめに

最近NISAなどで注目を浴びている株式投資ですが、NISA口座を開いてみたものの、活用方法が分からず、資産を寝かしている人も多いのではないでしょうか。今回から連続で投資初心者が必ず直面する投資用語や、銘柄の選び方等について説明します。基礎を飛ばしていきなり取引を始めてしまった人も、振返りの意味で勉強して頂けたらと思います。

 

株の基礎知識

そもそも株とは?

株とはいったい何なのでしょうか。例を挙げて説明します。ここに、脱サラしてカフェを創業しようと考えているAさんが居るとします。Aさんは真面目な人で現役時代からコツコツと貯金をしていましたが、カフェを開く為にはまだ資金が足りません。あなたがAさんだったらどうしますか?

まず頭に浮かぶのは「借金をする」という選択肢だと思います。しかし、この借金という選択肢には不安要素もあります。カフェが失敗したら借金だけが残ってしまうという点です。
 
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そこで昔の人は考えました。「事業が成功したら借金は返せる!!成功報酬でお金を借りられないか?」そうやって考えだされたのが”株式”です。「お金を貸してください、代わりに事業が成功したら会社の所有権と配当を差し上げます。」という契約が株式なのです。
この株式の仕組みの凄いところは事業家(お金を借りて事業をする人)と投資家(お金を出す人)とがwin-winの関係になるところです。このリスクとリターンのバランスが優れていた為に、株式の仕組みは全世界に広まったのです。

  • 事業家:
    (借金と違って、借りたお金と利子を返さなくていいので、)事業を失敗した時のリスクは低くなる。
  • 投資家:
    (倒産のリスクはあるが、)株式をずっと持ち続けていれば配当を貰い続けることができる。しかも株式の価値も維持される。

 

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おしゃれカフェ、立ち上げてみたいですね

おわりに

今回は株の本当の意味について説明しました。株って返さなくていいんだ。。。ムフフと思った事業家の方!!いきなり株式を発行するのは危険です!!借金と株とは事業家が出資者に約束していることが違うのです。
借金の場合、事業家は「お金を返すこと」を出資者に約束します。つまり事業が失敗してもお金さえ返ってくれば出資者は満足なのです。一方株式の場合、事業家は「事業を継続的に成功させること」を出資者に約束します。これはある意味借金を返すよりも覚悟が必要なことと言えます。何しろ「継続的に」「事業を成功させる」のですから。。。事業家はそれくらいの覚悟を持って株式を発行しなければ行けませんし、株主は「この事業家はそれだけの覚悟を持っているのか」見極める必要があるのです。

次回予告

次回は株式投資を始める為の具体的なハウツーを紹介します。

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証券会社への入金はどうやるの? | ログトレ

こんにちは、けんきよです。僕の投資仲間の方からよく以下のような質問を頂くので、備忘録として …

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